NO.72 子どもに何かを伝えるとき感情を挟んで伝えてみましょう!

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2023年11月26日

NO.72 子どもに何かを伝えるとき感情を挟んで伝えてみましょう!

園の懇談会が始まりました。保護者の方が一番望んでいる“子どもの園での様子・普段の姿”をしっかりと聞いていただきたいと思います。

保護者の方のご意見で、家では、よく駄々をこねたり・反抗したり・ぐずったり…なので園で、お友達と仲良くやっているのか心配です…とても多い質問です。子どもは一番安心する保護者に甘えたいのです。「自分を見て!認めて!」の裏返し。自分で何かをやろうとする主張のあらわれ、成長の証!「大変だったと思うけど、もうこんな事一人で出来るんだね、そんな意見もあるんだね!言ってくれて嬉しいな~」と、まず、その気持ちを受け止めて、認めてあげて下さい!

そして…社会のルールとして、守らなければならない事もあります。でも、「○○しなさい。」と言われて、その場をしのいでも本人はただただ威圧的に言われただけで心に響いていません。

でも、こちらが伝えるときに、「○○してあげたら喜んでくれたね、○○してお母さんも嬉しかったよ。」と、感情を挟んで伝えると、「~したら喜んでくれるんだ∼。」と相手の気持ちを想像しながら自分で考えて行動していくようになります。

しつけの根本は、ルールやマナーが身につくのは勿論、相手を思いやる心を育て、互いの気持ちを大切にしていけることだと思います。(感情を挟むことは自分の心に残るものです。)ルールやマナーを伝えるとき、感情を(気持ち)を挟んで伝えていってみて下さい。

次回、子ども自身の良い所を生かしながら伸びていくには、どんな言葉がけが大事かを考えていければと思います。

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