「親子で、心が温かくなる感情の伝え合いがいっぱい出来るといいですね。」

先日は、園の参観日にお越しくださりありがとうございました。今年度2回目の年少以上児の参観日、又未満児は初めての参観日、どうでしたでしょうか、5月からの1ヶ月でも成長を感じ、又違った見方で楽しめたかと思います。親御さんにとって一番気になっている子どもさんの園での生活が見られ、ホッとしているのではないかと思います。いつも、一人ひとりがとてもいい笑顔で、楽しく園生活を送っております。でもこの時ばかりは大好きなお母さんお父さんが来てくれた～と、離れられなかったり、泣けてしまったり…「やらないと！」「頑張ろう！」という気持ちがあるからこそ葛藤で泣けてしまうのです。思うようにいかなくて一番困惑しているのはその子自身です。子どもが葛藤している時こそ、「今、一生懸命自分と戦っているんだね、困っているんだね。」と、その思いに共感し、「泣きたいときは泣いていいの、気持ちが収まったらどうすればいいのか考えよう。」と、支えてあげて下さい。自分自身との葛藤の経験を、大好きなお母さん・お父さんに支えてもらい乗り越えられた時こそ、パッと周りが明るくなり自信や意欲が湧いてきます！

子どもにとって何より心地よいことは、大人から一方的に言われる言葉ではなく、子ども達自身が発見したり、喜んだり、悲しんだりと心を動かしている事柄に対して、その時に、大好きなお母さんお父さんの共感という“言葉”がそっと添えられること！安心の土台になるんです。今の時期はいっぱいいっぱい安心の土台を積み上げていけるといいですね！是非、お子さんとの会話をいっぱい楽しみながら親子で、心が温かくなる感情の伝え合いがいっぱい出来るといいですね。